座った膝の上は猫のもの

ひとりぐらしをして感じた文句を言います

ロードバイクでポジションフィッティング

ロードバイクを始めて約1年半。
今までポジションなんて考えずに大体の感じで乗ってきた。人間自分がやりやすい様にしてたらそれがベストポジションていう場合の多いらしいし。

ステムは付いてるままだし、見た目重視でハンドルはシャロー、サドルとハンドルの落差は見え張って大きめ。

自転車はクロモリでホリゾンタルベースだが、フレームサイズが小さめ(510)のため少しスローピングしている。
正直ホリゾンタルは見栄を張ろうとすると日本人には無理があるセッティングになりがちに思える。
サドルはあげたくなるし、ハンドルは下げたい。見栄と現実的なポジションでせめぎ合っていたのがそのまま自分のロードバイク歴となっている。

今月初めてロードバイクのフィッティングを行った。スペシャライズドに予約を取りRetulというサービスを受けることにした。
腰や太ももに痛みがあった点もそうだけど、自分のペダリングが安定せず出力にもムラがあったのでヒルクライムが好きな以上一定出力を続けたかった。

セルフフィッティングだったり、オンラインもあるが1番確実な方法を取った。自分の感覚だけでなく第三者からの評価が必要だと思った点と真横だけでなく、正面だったり他の角度からの視点も不可欠でオンラインでは無理がある点からFaceTo Faceのサービスに決めた。
しかもスペシャライズドであれば間違いないだろうというのも1つの理由ではある。ノウハウの蓄積という点ではそう言ったブランドのある専門店に優位性がある。


結果的にはポジションは大きく変わった。俺は一体何をしてきたんだ。自分は色々と感覚が鈍かったらしい。

ステム長は伸び、
ステムの角度も緩くなり、
ハンドル高さは上がり、
サドルは後ろにオフセットした。

今までは身体が丸まり過ぎて、息が吸いづらく体幹の力をペダリングに活かすことが難しい状態だった。
背中を伸ばしやすい状態までステムとサドルを調整して、下ハンドルを握った状態でも力を入れやすい様ハンドル高さを上げた。

実際このポジションにしてからSST域でのパワー維持がしやすくなり、Zwiftでのグラフが随分綺麗になった(垂れる時も綺麗にそれがわかる)
FTP以上でも体幹を上手く使えている感覚があるのでケイデンスを上げやすい。
今の所は定出力、高回転の時に恩恵を受けていると感じている。

今まではこの感覚を掴めてなかったのでポジションがガタガタになっていたんだなと思うので人にきちんと教えてもらうことは重要。しかも自分の場合はサイズも適当に中古バイクを買ってしまったので、無理やりそれに自身がアジャストしようと無理をしていた。
自転車を買う時はちゃんと自分にとってのベストを把握してから買いましょうという教訓を得た。

ほぼホリゾンタルでヘッドの高さもあまりないのでステムが生えてきた様になってしまったのでバイクがちょっとダサくなってしまった…
エアロなんかない